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青春之汗拭老後


私の祖父は明治生まれで、日清戦争、日露戦争に出ています。

私が小学校入学前の幼いころに他界していますので記憶は少ないです。

話では、相当の達筆だったらしい。

明治の人たちは、現代人に比べればそもそも達筆な人が多いはずだが、

そんな中で、上官に代筆を頼まれたという事なので、相当なものではあったのだろう。

そんな祖父が、書き残した書が昔はあったのだが、諸般の事情により今はもうない。

子供の頃に見た覚えだけで今は見ることが出来ない、実に残念極まりない・・・

そこには、

「青春の汗を老後に拭う」

という趣旨の言葉が、漢文で書かれていた。

「青春之汗拭老後」とかだったのか、記憶が定かではない。

祖父の老後がそうであったかは、私には分かりません。

座椅子に座っていて、怖いイメージくらいしか記憶がない。

それでも、私の誕生を喜んでいたことだけは伝え聞かされている。

 

父は太平洋戦争に出ています。

父曰く「親父の代では勝ったけど、自分の代で負けてしまった」

なるほど、そういう見方もあるのだと思わされた。

父は初老で脳梗塞で倒れた為、老後はあまり良かったとは言えないかもしれない。

それでも、私が結婚し孫ができ、喜んでくれていた事だけは間違いないだろう。

末っ子の三男が生まれたとき、その父にそっくりだと思えた。

家族とも、これはもう…と話した、ほどなく他界しました。

このようなことは、理屈や化学では説明できない事、しかし事実。
 

私はというと、まだまだ汗をかく必要があるようです。

私の汗は三人の息子が拭ってくれると信じて、当分は汗をかいて頑張ってみます。

まだまだ青春の続きです。
 

author:やまちゃん, category:オジサンのたわごと, 17:05
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